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法人携帯で通信コストを削減するための5つのポイント!
ある調査機関の調査によると、従業員に携帯電話を貸与している法人様は、法人全体の70%にも及んでいます。
会社の規模の大小にもよりますが、もともと安いと言っても1台あたり月額6,000~7,000円の費用がかかり、通信費のコストでお困りの法人様も多いのではないでしょうか? 単純計算で、100人の従業員に貸与していれば月60~70万円の通信費が必要になりますよね。
そこで、いかに通信コストを削減していくかが導入してから重要になります。
ここからは、法人携帯の通信コストを削減するポイントを簡潔にご説明させていただきます。
1.まずは現在の利用状況をしっかり把握しよう!
法人携帯のコスト削減も固定電話と同様に、現在の携帯電話利用状況をしっかり把握することが大切です。
携帯電話の利用状況をしっかり把握するためには、
- だれが一番電話しているか
- だれと電話をしているか
- どこに電話をしているか
- いつ電話をしているか
社内で携帯電話を最も利用している部署や従業員を把握して利用状況について意見を聞いておきます。
会社で携帯電話を利用していると、業務連絡などで会社にかけることが多く、通話全体の70~80%が従業員同士ということがあります。
営業が多い法人様などでは取引先や顧客とのコミュニケーションが多くなり、通話全体として社外への通話割合が高くなります。また、社外通話も同じ携帯キャリアか、違う携帯キャリアなのかということも把握しておきたい情報です。
2交代制や海外への取引が多い法人様では、一般的に夜間通話が多くなったりします。
逆に、一般企業のビジネスタイムのみ使用しているなら夜間は適用外になると思います。
など、現在の利用状況を「だれが、だれと、どこに、いつ」でしっかり把握する必要があります。
また、携帯電話の機能は音声通話だけでなくメールやアプリの利用や、グループウェアといった社内共有などのシステムを利用することも増えてきます。このようなパケット通信に関しても利用状況を調べておきましょう。
以上の様に、利用状況の情報が把握できれば、あとは実際にコスト削減案を実践していくだけ。次の項でコスト削減のポイントを分かりやすくご説明いたします。
2.法人携帯のコスト削減のポイントとは?
それでは、法人携帯のコスト削減をするためのポイントを分かりやすく簡潔にご説明いたします。
➀利用状況に応じてプランを変更する
前項で「だれが、だれと、どこに、いつ」とパケット通信機能の利用状況が把握できれば、各キャリアのブランを照らし合わせることができます。
部署ごとで利用状況が異なればプランを別々にしたり、各キャリアのサービスを比較して最もコスト削減ができる最適なプラン選びが大切になります。自分で分からない場合は、キャリアの担当者に聞いてみると詳しく教えてくれます。
➁ほとんど利用しない従業員はIP電話に切り替える
法人携帯を利用する場合、購入する以外はリース・レンタルなどを含む端末代金に、個別に月額基本使用料が別途かかります。ほとんど利用していない社員の場合、携帯費用は端末代金と月額基本料金ということになります。
このようなケースでは、IP電話サービスを導入して社員が普段使用している携帯電話を業務用にも利用してしまうという方法があります。
IP電話サービスでは携帯電話1台に対して専用電話番号が1つ割り当てられ、その番号を通じて通話した料金は料金になります。加入者以外の携帯電話や固定電話とも格安で通話することが可能。このIP電話サービスは特におオススメのコスト削減方法です。
➂キャリアの割引オプションを活用する
各キャリアの割引オプションはとても充実しており、誰でも割、年割、通話定額、指定通話割引などがあります。これらのオプションサービスを活用することで利用料を簡単にコスト削減できます。
法人携帯の導入の際、最も安くなる割引オプションを調べておくと良いでしょう。
➃携帯電話と固定電話のキャリアを統一する
携帯電話は、その仕組みからインターネットや固定電話などとサービスを併用することで割引が適用されることがあります。
キャリアによっては携帯電話から固定電話への社内間通話料金が24時間無料になるサービスの組み合わせがあるなど、携帯電話と固定電話のキャリアを統一することでコスト削減になります。
➄法人向け携帯電話サービス代理店を利用する
現在、法人向け携帯電話に関して、初期費用などの還元や、通信コスト削減のための相談の受付、提案を行っている代理店が数多くあります。主に、法人向け携帯端末の販売や、利用状況に応じて最適なプランを提案してくれるサービスを行っています。
もちろん、会社側で調べて検討しても良いのですが、携帯のプラン内容は複雑なので、そういったサービスを活用してみるのも経費削減のためには良いことだと感じます。
トータルの経費削減案の提案もしてくれますので、分からない場合や他の業務で忙しい場合など、上手に活用していきたいですね。
3.まとめ
各キャリアには様々な法人専用プランがあり、法人携帯を導入するだけでも通信コストは大幅に削減されます。しかし、いくら安いと言っても現状のままで利用していると損をしている法人様も多く見受けられます。
そこで、ここでご説明した通り、定期的に利用状況を把握して、現状のプランが合っているのか照らし合わせることが大切です。
その他にも、契約台数や年数によって割引オプションが適用されることもありますので、携帯の担当者としっかりヒアリングすることも重要です。